Allergic conjunctivitis

アレルギー結膜炎・花粉症

スギ・ヒノキ花粉、ハウスダスト、ペットなど目のかゆみ・充血・涙の原因はさまざまです。シーズン前の初期療法から症状の重さに合った点眼治療、コンタクトレンズユーザーの方の装用継続のご相談まで承ります。

シーズン前の初期療法 コンタクト装用相談 小児にも対応

アレルギー結膜炎とは

アレルギー結膜炎は、花粉やハウスダストなどのアレルゲンが目に入り、免疫反応で目のかゆみ・充血・涙・目やにを引き起こす病気です。国民の約4人に1人がアレルギー性結膜疾患を持っているとされ、特にスギ・ヒノキ花粉が飛ぶ2月〜4月、ブタクサ・ヨモギの飛ぶ8月〜10月に症状が強くなります。

症状を放置すると、こすってしまうことで角膜を傷つけたり、二次感染を起こしたりする原因になります。早めの治療開始が大切です。

こんな症状はありませんか?

  • 目のかゆみ(こすりたくなる)
  • 目の充血(白目が赤い)
  • 涙が止まらない
  • 目やに(特に朝の起きがけ)
  • まぶたの腫れ
  • 鼻水・くしゃみ・喉のかゆみと同時に起こる

アレルギーのタイプ

タイプ主なアレルゲン・原因特徴
季節性アレルギー結膜炎スギ・ヒノキ花粉(2-4月)、ブタクサ・ヨモギ(8-10月)症状が現れる時期が決まっている
通年性アレルギー結膜炎ハウスダスト、ダニ、ペットの毛など1年を通して症状が続く
春季カタル重度のアレルギー結膜炎の一型主に小児・若年男性。眼科専門治療が必要
巨大乳頭結膜炎コンタクトレンズの長期使用が原因コンタクト装用感の悪化が初発症状

当院の検査と治療

検査

  • 問診(症状の時期・部位・既往)
  • 細隙灯顕微鏡検査(目の表面の状態確認)
  • 必要に応じて結膜の擦過検査

治療:花粉症シーズンに向けた『初期療法』が効果的

症状が出てから治療を始めるよりも、シーズン本格化の2〜4週間前から点眼を始める方が症状を軽く抑えられます。スギ花粉症の方は1月中の治療開始をおすすめします。

主な治療薬

  • 抗ヒスタミン点眼薬:かゆみを早く抑える
  • 抗アレルギー点眼薬:症状の悪化を予防する
  • ステロイド点眼薬:症状が強い時に短期間使用

症状の重さやコンタクトレンズ使用の有無に応じて使い分けます。

コンタクトレンズユーザーへ

アレルギー症状が強いシーズンは、ワンデータイプのレンズへの一時的な変更や、メガネへの切り替えをおすすめする場合があります。装用継続の希望と症状のバランスを見ながら一緒に決めていきましょう。

ご自宅でできる対策

  • 外出から帰宅したら手洗い・うがい・洗顔
  • メガネ着用で目への花粉付着を減らす
  • 目を冷やす(冷たいタオル・保冷剤+タオル)。かゆみを和らげる
  • 目を絶対にこすらない(症状悪化と感染の原因)
  • 市販の人工涙液で目の表面を洗い流す
  • 洗濯物・布団は花粉飛散時間を避けて干す

よくある質問

市販のかゆみ止め目薬を使ってもいい?
軽症であれば市販の抗アレルギー目薬で対処できることもあります。ただし血管収縮剤入りの目薬を長期使用するとリバウンドで赤みが強くなることがあります。症状が強い・続く場合は眼科受診をおすすめします。
コンタクトを使っていても点眼できますか?
コンタクト装用中に使える点眼と、外す必要がある点眼があります。処方時に医師にコンタクト使用の有無をお伝えください。
花粉症シーズン前に来院した方がいい?
はい、強くおすすめします。本格化前に治療を始める『初期療法』により、シーズン中の症状を大きく軽減できます。スギ花粉症の方は1月中、ヒノキ花粉症の方は2月中に受診ください。
子どもにも使える点眼はありますか?
年齢に応じて使える点眼を処方します。小学生以下のお子さまでも、抗アレルギー点眼や副作用の少ない処方をご用意できます。
アレルギーの原因を調べることはできますか?
血液検査でアレルギー原因物質を特定する検査が可能です(保険適用)。ご希望の方はご相談ください。

アレルギー結膜炎が気になる方へ

シーズン前の初期療法、症状が辛い時の対処、コンタクトレンズ装用のご相談、すべて承ります。